「35歳を過ぎて、ふと将来のことを考えると、なんだか心がザワザワする・・・」
「仕事も真面目にやってきたし、今の生活には困っていない。でも、このままでいいのかな・・・?」
もしあなたが、そんなふうに感じているなら。
その正体は、老後のお金に対する「漠然とした不安」かもしれません。
ニュースで見た「老後2000万円問題」という言葉 。
でも、心の中ではこう思っていませんか?
「あれって、夫婦の世帯の話だよね? 」
「独身の私は、いったいいくら必要なんだろう・・・?」
そのモヤモヤ、あなただけではありません。
私のところにも
「アラフォーに入って老後が気になってきました」
「もうそろそろ、なにかはじめなきゃと思うんですけど・・・」
というDMや質問がたくさん届きます。
でも、大丈夫!
そのモヤモヤの正体は、「私の場合はいくら必要なのか、わからない」こと。
必要な金額がハッキリとわかれば、将来への見通しが立ち、スッキリしますよ。
この記事では、これまで1800組以上の相談を受けてきたFP(ファイナンシャル・プランナー)である私が、『あなたにとって必要な老後資金額』を計算するための、『3つのステップ』をお話します。
この記事を読めば、あなたは、
- 「なんとなく不安」という状態から、「私に必要なのはこの金額」というゴールが見えるようになります。
- 自分だけの目標額がわかるので、いつまでにいくら積み立てる、といった具体的なアクションプランへの一歩が踏み出せます。
- 漠然としたお金の不安から解放され、「今日の楽しみ」をもっと心から感じられるようになります。
将来へのモヤモヤをスッキリさせて「安心」に変えるため、一緒に計算してみましょう!
STEP1:あなたの「老後の収入」はいくら?
老後資金の計算、最初のステップは、将来入ってくるお金、つまり「公的年金」がいくらもらえるのか知ること。
「年金っていくらもらえるの?」と聞くと、「月10万円くらい…?」となんとなくのイメージで答える方が多いのですが、実はもらえる年金額は、働き方や年収によって一人ひとり全く違います。
では、どうやって自分の年金額を調べるの?
最も正確で安心な方法は、国の公式サービス「ねんきんネット」でシミュレーションすることです。
ねんきんネットには、あなたのこれまでの年金加入記録がすべて保管されているので、かなり『リアルな将来の受給額』を知ることができます。

なお、おおまかな金額を知りたいなら「公的年金シミュレーター」もおすすめ。
「公的年金シミュレーター」は厚生労働省の公式ページです。内容は「ねんきんネット」とほぼ同じですが、自分で情報を入力していきます。
「ねんきんネット」はマイナポータルアプリでの登録などが必要なので、「ちょっと面倒・・・」という方は、公的年金シミュレーターでも十分わかります。

必要な情報は、以下の内容です。
国民年金の加入は20歳からなので、20歳以降の入力が必要です。
- 学生→会社員など
- 会社員など
というルートが一般的かと思いますので、それぞれを入力していきます。
「ねんきんネットの使い方がよくわからない・・・」と思ったあなたへ
無料プレゼント『私の老後資金ロードマップ』の動画では、実際の画面をお見せしながら、一つひとつ丁寧に解説しています。
この動画を見れば、誰でも迷わず自分の年金額を調べられますよ。
現時点での見込み額で全く問題ありません。
まずは大まかな金額を把握することが大切です。
STEP2:あなたの「老後の支出」はいくら?
収入が把握できたら、次に出ていくお金、つまり「支出」を具体的に見ていきましょう。
老後の支出は、大きく分けて「❶毎月の生活費」と「❷まとまった支出」の2つで考えると、イメージしやすくなりますよ 。
❶ 毎月の生活費
総務省の調査によると、年金で暮らすひとり暮らしの方の平均的な生活費は、月約13万円というデータがあります。(ちなみに、この金額は税金などを除いた支出額です。)
この内訳を見て、あなたはどう感じますか?
住居費が約1.3万円(持ち家想定)だったり 、趣味や娯楽費がゼロ円だったり・・・。
「正直、これじゃ足りないかも・・・!」と感じる方も多いはず。
今の私たちのライフスタイルなら、スマホやネットの通信費、美容院や化粧品代、そして日々の楽しみである趣味や「推し活」など、もっとお金がかかるのではないでしょうか?
これを参考にしつつ、今現在の毎月の支出額と比較しながら「たまには旅行に行きたいな」「趣味にもっとお金を使いたいな」といった、あなただけの理想の暮らしをイメージしてみてくださいね。
❷ まとまった支出
そして、意外と見落としがちなのが、「まとまった支出」。
お勤めの方なら、ボーナスで支払っているようなちょっと大きめの出費をイメージしてください。
老後は、多くの方が年金中心の収入かと思います。
そうすると、こうした『まとまった支出』についてもあらかじめ想定しておかないと、いざという時に『今日の楽しみ』をガマンしなければならない、なんてことにも。
これではせっかく準備していたはずの老後がちょっと残念な毎日になってしまいますよね。
『まとまった支出』をあらかじめ想定しておけば、『今日の楽しみ』をガマンすることなく、安心して支払うことができますよ。
でも、「私の場合どんな支出を考えればいいの?」と迷ってしまいますよね。
そこで、書き込むだけであなただけの支出リストが完成する、オリジナルのワークシート「『未来の楽しみ』を見つける 老後の暮らしデザインシート」をご用意しました。
無料プレゼント『私の老後資金ロードマップ』でお渡ししています。
STEP3:「不足額」から「必要な老後資金」を計算しよう
さて、ここまでくればゴールはもうすぐです!
STEP1の「収入」とSTEP2の「支出」がわかれば、あなたが準備しておくべき老後資金額を計算できます。
計算式は、とてもシンプルです。
まずは、支出額から。
ポイントになるのが『年数』。
「何歳までの分を準備すればいいの?」って迷いますよね。
女性の平均寿命は約87歳ですが、65歳まで生きた人の平均『余』命はそこから約24年、つまり90歳近くまで生きる計算になります 。
まずは、ご自身が安心できる90歳や100歳ぐらいにしてみるのがおすすめです。
計算例でイメージしてみよう
仮にあなたが34歳で、90歳までの老後資金を考えるとして、老後年数を、65歳から90歳までの25年で計算してみましょう。
この場合、老後の毎月の生活費は
(❶年金額15万円ー❷生活費18万円)で3万円不足することがわかりますよね。
ですから、
つまり、3,000万円が、準備すべき老後資金の総額、ということになります。
このケースでは、老後資金として「3,000万円」が必要だということが分かりました。
さて、あなたの場合は、いくらになりましたか?

「無理!」と思ったあなたへ。実は「知らない」だけかも?
「3,000万円!?そんな大金、どうやって準備するの!?ムリムリムリ!!」
もし、計算結果の金額にビックリしたとしても、大丈夫!
あわてる必要は全くありません。
なぜなら、あなたはまだ、その大きな目標を達成するための『全ての選択肢』を知らないだけかもしれないから。
「毎月コツコツ貯金する」という方法だけでこの金額を見ると、確かに大きな金額だと感じてしまいそうですよね。
でも、今の時代、お金を準備する方法は一つではありません。
- 「年金を上乗せする」公的な制度を活用する選択肢
- 「お金にも働いてもらう(資産形成)」という選択肢
- 「新NISA」や「iDeCo」といった、税金がお得になる制度を使う選択肢
あなたがまだ気づいていない、たくさんの賢い方法があるんです。
とっても大事なのは、35歳の『今』、この事実に気づけたこと。
ここから「あなたに合ったやり方」を探す旅をはじめてみましょう。
その新しい知識こそが、あなたの人生の選択肢を広げる、大切な「土台」になるのです。
とはいえ、「自分に合った方法って?」「何から始めたらいいの?」と、思いますよね。
私だけの「老後資金ロードマップ」を作成してみよう
今回は、ご自身の老後に必要な資金額を3ステップで計算する方法をお伝えしました。
どうでしたか?
「収入を知り」「支出を洗い出し」「不足額を計算する」。
この3ステップを踏むだけで、今まで「よくわからないから不安」と感じていたものが、具体的な『数字』としてハッキリ見えてきます。
あなたにとって必要な金額が『見える化』されるだけで、モヤモヤは「じゃあ、この金額をどう準備しよう?」という具体的な目標に変わるんです。
将来のためにいくら必要か、目標をチェックできたこと。
それが、あなたの将来の不安を安心に変える一歩です。
・・・でも、
「計算方法はわかったけれど、やっぱり一人で全部やるのは少し大変そう・・・」
「ねんきんネットの操作や、支出の洗い出しを、もっと詳しく知りたい!」
そんなあなたのために、特別なプレゼントがあります。
老後の『モヤモヤ』を安心に変える、私の老後資金ロードマップ
この無料レッスンでは、この記事でお伝えした3ステップを、あなたが『実際に、一人で、迷わず』できるようになるための、具体的な方法をお伝えしています。
- 『ねんきんネット』の操作方法を、実際の画面を見ながら完全ナビゲート
- 書き込むだけでOK!オリジナルのワークシート「『未来の楽しみ』を見つける 老後の暮らしデザインシート」をプレゼント
- 計算して出てきた不足額を「どうやって準備するか」の基本(年金の上乗せ方法、貯蓄、投資・資産形成)も解説
もう「私、この先どうしたらいいんだろう?」と一人で悩むのは、今日で終わりにしませんか?
下のボタンから、あなただけのロードマップを描く第一歩を踏み出してくださいね。